GABA

GABAは脳の疲れにも良いと言われてる物質です。発芽玄米に多く含まれています。
GABAは正式名称を「ガンマ・アミノ酪酸」といい、体内では主に抑制系の神経伝達物質として脳内の血流を活発にし、酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める働きをします。
その為、脳内でGABAが不足するとイライラしたり体調不良の原因となってしまいます。

ストレスを軽減する

GABAを摂ると、副交感神経の働きが活発になり、α波が増加して精神的な緊張を和らげる働きがあります。
また、人は強いストレスを受けると免疫力が低下しますが、GABAを摂ると、ストレス下での免疫力の低下を抑えることがわかってきています。さらに、学習や作業の効率を高めることも確認されています。

睡眠の質を整える

GABAを夜間帯に摂ると、自然に入眠出来たり、入眠までの時間が短くなったりする効果があるといわれています。
不安やストレスなどが多く、交感神経が優位になって、グルタミン酸が大量に分泌されるようになると、脳の興奮状態が持続して眠れなくなってしまいます。
GABAはこうした脳の興奮を抑えて、気持ちを落ち着け、リラックスを促してくれるのです。
また、血液中の成長ホルモン濃度が上がり、睡眠の質自体も整いやすくなるという研究報告もあります。